2018年4月16日月曜日

さくらのVPS上にBitnami Redmineをインストールする[新人エンジニアのタスク管理]

勉強の為に転載しました。
https://qiita.com/hirofumihida/items/f3a93f59590329ab6c36

 この記事は最終更新日から1年以上が経過しています。

さくらのVPS上にBitnami Redmine (Ver3.2)をインストールする

目的

  • Redmine でタスクを管理してみようよ
    • 会社で決めた個人目標を管理するもよし
    • プライベートなタスクを管理するもよし

えっ、なぜに今「さくらのVPS」? (AWS や GCP 使わないの?)

  • さくらのVPSは(最小プランの場合)月額固定ほぼワンコインと割安で初心者エンジニアの個人勉強利用にハードルが低いと思われる
    • 金銭的に余裕のある方は AWS などの従量課金のサービスを使ってみてもよいでしょう

bitnami redmine とは?

  • 簡単にいうと Redmine の構築をコマンド一発で済ませてくれる便利なインストーラを提供してくれています
  • Redmine は Ruby on Rails 環境からこつこつ構築することも可能です
    • 余力のあるひとは試して下さい
    • 今回は Redmine を出来るだけ最短(かつ外部サイトに出来るだけお安く)で利用開始することを目的としていますので bitnami を活用します

注意!!!

  • 本手順では HTTPS でなく HTTP での通信にとどまります
  • 必要な方は各自で HTTPS 化しましょう
  • 書き込む内容は各自の判断でお願いします
    • 漏れたら人生に影響が出るようなことは書かない方がよいでしょうね

必要なもの

  • クレジットカードかそれに類するもの(Visaデビッドなど)
    • 請求書払いなども可能ですがクレカのほうが便利です(ご利用は計画的に)
  • さくらのインターネット アカウント
    • これは先に作っておいて下さい
    • VPS アカウントがあり VPS コントロールパネルが利用できるところからスタートします

リファレンス

できるだけ2段階認証を使いましょう

構成

  • OS: CentOS6.7(64bit)
  • Redmine 3.2.0

1. VPS をつくって OS をインストールする

  • 今回はできるだけ最安運用を目指しますので以下の構成を選択しました
ゾーンメモリディスクCPU
東京第2512SSD 20 GB1コア

1-1. VM を作ったら次に OS をインストールします

1-2. 標準OSインストール を選択します

(2016/03/02 時点で対象プランの標準OSは CentOS 6 x86_64 となっていますのでそのまま利用します)
Screenshot 2016-03-02 00.28.55.png

1-3. 適切な Root のパスワードを入力してください

Screenshot 2016-03-02 00.37.18.png

1-4. [設定内容を確認する] ボタンを押して次に進みます

Screenshot 2016-03-02 00.38.15.png

1-5. インストール を実行します

Screenshot 2016-03-02 00.39.12.png

1-6. しばし待ちます…

Screenshot 2016-03-02 00.39.46.png

1-7. ステータスが稼働中になったことを確認します

Screenshot 2016-03-02 00.41.56.png

1-8. VNCコンソール(HTML5版) をクリックしてコンソールを開きましょう

Screenshot 2016-03-02 00.43.13.png

1-9. Updating RPMS on system: で止まっているように見えますが時間がかかる処理のようです(ここは気長にまってください…30分くらいかかったかもしれません。。)

Screenshot 2016-03-02 00.48.04.png

1-10. login プロンプトが表示されたら root アカウントと先ほど設定したパスワードでログインできるか確認して下さい

1-11. このあとは ssh 接続するのでコンソールは exit して閉じておいてください

2. 作業 PC から ssh でログインする

2-1. さくらのVPS コントロールパネル の左ペイン サーバ一覧 をクリックすると右ペインに今回作成したサーバが表示されていると思います

2-2. サーバをクリックするとより詳細なサーバ情報が表示されます

2-3. ネットワーク情報 の下に表示されている IPv4 アドレスがグローバルIPアドレスになりますのでクリップボードにコピーしておきましょう

2-4. ではお好きな ssh クライアントかシェルを起動して、上でコピーしたIPアドレスに対して root でパスワード認証でログインしてみましょう

Screenshot 2016-03-02 01.16.55.png

2-5. スクショの修正が面倒なのでホスト名を一時的に変えておきます

hostname redmine-test01

2-6. 一旦 exit して再ログインします(ホスト名を反映させるため)

2-7. VPS の初期インストール時にも実行されているようですが以下のコマンドを実行して Update があれば実施しておきます

yum -y update
yum -y upgrade

2-8. 2016/03/02 時点では CentOS 6.7 になってます

Screenshot 2016-03-02 02.37.27.png

3. bitnami redmine のインストール

  • 今回は簡便のためこのまま root ユーザで作業を進めますが、通常は一般ユーザを作成し sudo して作業を継続することをおすすめします

3-1. インストーラのダウンロード

3-2. wget があることを確認します

which wget
  • /usr/bin/wget の出力が得られれば OK です

3-3. https://bitnami.com/stack/redmine/installer にある Redmine 3.2.0-2 (64-bit) のリンクをコピーします

https://bitnami.com/redirect/to/93261/bitnami-redmine-3.2.0-2-linux-x64-installer.run
  • 2016/03/02 時点ではこちらのリンクになります

3-4. wget コマンドを使ってダウンロードします

wget https://bitnami.com/redirect/to/93261/bitnami-redmine-3.2.0-2-linux-x64-installer.run

3-5. あとは Readme のままです

3-6. chmod します

chmod 755 bitnami-redmine-3.2.0-2-linux-x64-installer.run 

3-7. ではここからインストール開始です

./bitnami-redmine-3.2.0-2-linux-x64-installer.run

3-8. お好きな言語を選んで下さい

Screenshot 2016-03-02 02.01.52.png

3-9. デフォルトのままどんどん進みましょう

Screenshot 2016-03-02 02.03.30.png

3-10. 管理者アカウントを作成します

Screenshot 2016-03-02 02.05.09.png
  • ここで注意
    • パスワードにはアルファベットと数字のみが利用可能となっています
    • アンダースコアなどを利用したい場合は後ほど Redmine にログインしてから変更してください
    • 利用できない文字列を使ってしまった際には以下が表示されますので Enter キーを押して管理者アカウントの作成に戻って再実行してください Screenshot 2016-03-02 02.09.22.png

3-11. データベース設定の規定の言語もデフォルトの 日本語[9] ですすめます

3-12. メールサポートは任意ですが Gmail の場合はコンフィグが簡単なので y でもよいかと思います

Screenshot 2016-03-02 02.13.47.png

3-13. Gmail 以外の方でメールサポートを利用したい場合は SMTP サーバ情報を準備して臨んでください

3-14. Gmail の方は メールアドレス と google アカウントのパスワード を入力してください

3-15. 入力はここまでです。ではインストールしましょう

Screenshot 2016-03-02 02.17.15.png

3-16. インストール中は VPSコントロールパネル でリソース情報などみてみましょう

3-17. CPU や DISK I/O が上がっているのが見てとれると思います

Screenshot 2016-03-02 02.21.59.png

3-18. インストールが終わったようですので起動しましょう

Screenshot 2016-03-02 02.23.44.png

3-19. ではWebブラウザを開いて先ほど ssh 接続に使用した IPv4 アドレスでアクセスしてみましょう。以下の画面が表示されたら成功です

Screenshot 2016-03-02 02.26.14.png

3-20. Access Redmine のリンクをクリックします

3-21. 素の Redmine のページが表示されてるでしょうか

Screenshot 2016-03-02 02.28.35.png

3-22. 右上の Sign in をクリックして管理者アカウントでログインしてみましょう

3-23. ログインできましたでしょうか

Screenshot 2016-03-02 02.30.19.png

3-24. プロジェクトを作成したら、そのプロジェクト配下にチケットを作成することができます

終了

0 コメント:

コメントを投稿