日立AMSの自動運転関連の技術がいろいろな場面で進化している。日立の自動車機器事業はM&Aを繰り返しリーマンショック後は巨額赤字の元凶の一つに。一時は日立グループからの切り離しも検討されたが、自動運転時代の到来とともに再び脚光を浴びている。ホンダの車載モーター事業も実質的に引き受けるなど存在感を増しているとはいえ、鉄道と同じように規模の面でいえば、ボッシュやデンソーなどに比べかなり劣る。系列もさることながら今後は独立系大手の自動車部品サプライヤーの再編にも注目だ。